2013/05/26

「映画を捕まえようと追いかけてはダメだよ。映画が向こうからやってくるのを待つんだよ」とある映画監督（侯孝賢）が話してくれたことがあった。でも見渡すと今は大声で映画を追いかけ回す映画ばかり。
だから、大野くんたちが映画を撮っていると聞いて嬉しくなった。きっと彼らは、儚い「ちいさな、あかり」が映画になる日を、つつましく愛情に満ちたカメラアイで、待ち続けるだろう。彼らと人々の映画が、植物のように芽吹く日を私も待っている。

2013/05/14更新

島隆志さん撮影

2013/04/21

大野監督と稲葉助監督。

2013/02/15

子供たちが遊んでいたり、おばあさんが畑で作業をしています。
近くの川で採れるワサビ、収穫の様子を撮影。サツマイモをこして天日干しする『いものこ』作りを一緒に手伝い。
茶畑の実景を撮影。その途中、老夫婦が散歩をしていたので、一緒に歩いて撮影。ゆっくりと追いかける。

2013/01/11

生まれ育った町、静岡に住んでいる頃は、静岡の事を深く知ろうとしていませんでした。　東京に出て、いろんなものを見て、静岡をもう一度見直すと、住んでいる時には見えなかったいいところがたくさん見つかってきました。　それを伝えるためにはいろんな手段があるけれど、私はそれを「映画」で伝えたいと思いました。　「映画」は、世界のどこでも、どの時代でも、たとえ、宇宙でも、その場所に行く事ができます。　このドキュメンタリー映画「ちいさな、あかり」で、皆さんを大沢にご招待します。
■SBSラジオ朝の番組「朝だす！」出演

2013/01/12

このドキュメンタリー映画は、静岡市葵区大沢地域に生きる人の暮らしをみつめるという試みです。　大沢には身近に自然がある分、機能重視ではない生活環境の厳しい実際もあると思われます。しかしそれは、街で消費生活をしている現代人が忘れている部分であり、次世代へ「人の幸せな暮らし」というテーマでもあるように思います。