ビデオグラフィはいま(ネットが使われる時代)でいう動画のことである。
私たちは、テレビCMの制作やチャンネルブランディングをおこなったり、映画の制作やBS番組の制作もおこなってきました。
高級な映像といわれたら、たった30秒でドキュメンタリー映画がつくれるほどの高額の予算がつまったCMだと思います。昔はほんとうに良いCMを作っていたと思います。企画構成を具現化するためのロケハンにもしっかり予算があり、妥協することなくいいCM制作ができたと思うし、同時に企業のブランディングもできていたと思います。
しかし昨今、ネットの広告がテキストから画像、そしてGIF、動画となってきているなか、かっこよくメッセージが展開するパワポのスライドショーのような商品や企業の動画CMをみると、本当にこの商品や企業を信頼していいのって思ってしまいます。ブランディングが軽視されているのは明確で、もちろん景気が良くならない政策のなかで、効果がある広告をつくろうと考えた時、高額な予算をつぎこむことはできない現状というのは理解できます。
それでも、いくつものネットの広告を試してきながら、結果として動画を作ってみようとなった時、格安WEB動画制作の検索が多く表示されますが、ブランディングも意識した高級な動画もあってもいいのでは思っています。WEBデザイナーが撮影から編集まで行うのではなく、カメラマンが撮影しエディターが編集し、企画構成するディレクターがいて、商品や企業イメージやその背景にあるストーリーをしっかりとその動画にちりばめ表現することができたらよいと考えています。
テレビCMとは違い、ネットの場合は完成した動画を観てもらう方法はいくつもあり、大手メディアに広告料を払って出稿するのもあれば、自分たちで会社案内(WEB)やオンラインショップに掲載することもできます。1本、しっかりとブランディングを意識した1分程度の動画をつくってみてはどうでしょうか。
下記画像は、私たちが制作している映画のロケハンのものです。画像1枚でもそのなかにストーリーが感じられる、そういう映像制作を常に思っています。
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